役者絵

うたがわとよくに さく「あおとぞうし はなの にしきえ」 歌川豊国(三代) 作「青砥稿花紅彩画」

青砥稿花紅彩画

本役者浮世絵は、3枚一揃いの絵で、歌舞伎の演目「青砥稿花紅彩画」(あおとぞうしはなのにしきえ)、通称「白浪五人男」(しらなみごにんおとこ)に登場する5名の役者を描いた「役者見立て」の絵図。いずれも打刀を腰に差しています。

本役者浮世絵では、演目の中でも最大の見所となる2幕目の第3場「稲瀬川勢揃いの場」で、5人が勢揃いしてひとりずつ見得を切る場面が描かれています。

右から1枚目に描かれているのは、リーダー格「日本駄右衛門」(にっぽんだえもん)を演じる「3代目 關三十郎」(せきさんじゅうろう)と、女装の美青年「弁天小僧菊之助」(べんてんこぞうきくのすけ)を演じる「13代目 市村羽左衛門」(いちむらうざえもん)。

2枚目は、剣客「忠信利平」(ただのぶりへい)を演じる「初代 河原崎権十郎」(かわらさきごんじゅうろう)。

3枚目には、忠信利平の主「赤星十三郎」(あかぼしじゅうざぶろう)を演じる「初代 岩井粂三郎」(いわいくめさぶろう)と、弁天小僧の兄貴分「南郷力丸」(なんごうりきまる)を演じる「4代目 中村芝翫」(なかむらしかん)が描かれています。

作者は、江戸時代に活躍した浮世絵師歌川豊国(三代)」(うたがわとよくに)。歌川豊国(三代)は、美人画、役者絵、源氏絵(源氏物語を題材とした絵図)などに定評があり、生涯で10,000点以上の作品を制作しました。

青砥稿花紅彩画の浮世絵

※写真はクリックすると、拡大してご覧頂けます。
画面を縦長で利用し、写真をクリックするとより大きな写真がご覧頂けます。
なお、画面の向きをロックしている場合は解除が必要です。

詳細情報

浮世絵師 歌川豊国(三代) 浮世絵の題材 青砥稿花紅彩画

海外でも人気のある浮世絵の魅力を皆様にお届けするサイト「刀剣ワールド/浮世絵」のコンテンツ「役者絵」(歌舞伎絵)の「青砥稿花紅彩画」ページです。
こちらでは、浮世絵師「歌川豊国(三代)」によって描かれた役者絵「青砥稿花紅彩画」をご紹介。解説と拡大できる写真・画像もご覧頂けます。
「刀剣ワールド/浮世絵」には、浮世絵の基礎知識をはじめ、浮世絵の歴史や有名な浮世絵師など、浮世絵に関する情報が盛りだくさん。東海道五十三次の浮世絵はもちろん、武者絵(合戦・侍・武将・甲冑浮世絵)や役者浮世絵(歌舞伎絵)、皇族浮世絵、戦争絵といった一般財団法人「刀剣ワールド財団」が所有する浮世絵の写真・画像をご覧頂けるサイトです。この他、浮世絵YouTube動画・映像や浮世絵カレンダーといったコンテンツも充実していますので、ぜひ「刀剣ワールド/浮世絵」で浮世絵の魅力をお楽しみ下さい。

もっと見る▼