役者絵

うたがわくにさだ さく「かぶきざしんきょうげん じゅうにときかいけいそが」 歌川国貞(三代) 作「歌舞伎座新狂言 十二時会稽曽我」

歌舞伎座新狂言 十二時会稽曽我

本役者浮世絵は、「歌川国貞(三代)」(うたがわくにさだ)が、歌舞伎の演目「十二時会稽曽我」(じゅうにときかいけいそが)を描いた作品です。左から、「曽我五郎」(そがごろう)役の初代「市川左団次」(いちかわさだんじ)、「曽我十郎」(そがじゅうろう)役の五代目「尾上菊五郎」(おのうえきくごろう)、「工藤祐経」(くどうすけつね)役の九代目「市川団十郎」(いちかわだんじゅうろう)、「亀菊」(かめぎく)役の五代目「尾上栄三郎」(おのうええいさぶろう)。男性役はいずれもを装着。3枚続いっぱいに4人の役者が生き生きと描かれています。

十二時会稽曽我は、仇討ちを題材にした作品群「曽我物」(そがもの)のひとつです。曾我五郎と曾我十郎が父の仇を討つために奮闘する物語で、能や文楽、浄瑠璃、歌舞伎など、様々な演芸で演じられてきました。特に江戸時代に人気を博し、江戸(現在の東京都)では、歌舞伎の各座が正月狂言として、必ず新作の曽我物を演じることが慣わしとなっていたと言います。

本役者浮世絵の画号「香朝桜」(こうちょうろう)は、江戸時代末期から明治時代にかけて活躍した浮世絵師、歌川国貞(三代)が名乗った画号のひとつです。「役者絵」を得意としていましたが、文明開化により西洋の文化や風俗が流行し始めると、「開化絵」を熱心に描き、変わりゆく日本の風景を数々の作品に遺しています。

歌舞伎座新狂言
十二時会稽曽我の浮世絵

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詳細情報

浮世絵師 歌川国貞(三代) 浮世絵の題材 十二時会稽曾我

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