合戦浮世絵

うたがわくによし さく「たけだうえすぎかわなかじまだいがっせん」 歌川国芳 作「武田上杉川中島大合戦」

武田上杉川中島大合戦

「武者絵の国芳」と呼ばれたほど、歴史物に長けていた「歌川国芳」(うたがわくによし)。本合戦浮世絵は、軍記「北越太平記」(ほくえつたいへいき:上杉軍の軍記)に書かれた、名場面がモチーフです。

川中島の戦い」は1553年(天文22年)~1564年(永禄7年)にかけて、「武田信玄」と「上杉謙信」の間で5回行なわれましたが、最大の山場と言われたのが、この絵に描かれた4戦目。 一番の見所は、何と言っても「武田信玄」と「上杉謙信」による、「御幣川」(おんべがわ)での一騎打ち。画面右の謙信は、名刀「小豆長光」(あずきながみつ)で画面中央の信玄に斬り掛かり、信玄はそれを軍配で交わすのです。

当初、武田軍は全軍を2つに分け、上杉軍を挟み撃ちにする「きつつきの戦法」を企てましたが、見破られて苦戦。しかし、画面左の武田家臣「山本勘助」(やまもとかんすけ)が命を捨てて防戦し、何とか持ちこたえることができました。画面いっぱいに色鮮やかな青色を駆使して川を描き、水の流れの激しさと、戦いの激しさを表現。武士たちの表情も生き生きと描かれ、見ていて飽きない1枚です。

「武田上杉川中島大合戦」の浮世絵

※写真はクリックすると、拡大してご覧頂けます。
画面を縦長で利用し、写真をクリックするとより大きな写真がご覧頂けます。
なお、画面の向きをロックしている場合は解除が必要です。

詳細情報

浮世絵師 歌川国芳 浮世絵の題材 川中島の戦い

海外でも人気のある浮世絵の魅力を皆様にお届けするサイト「刀剣ワールド浮世絵」のコンテンツ「武者絵(合戦浮世絵/侍・武将浮世絵)」の「武田上杉川中島大合戦」ページです。
歴史に名を残す合戦や大名を描いた作品を、数々の浮世絵を手がけた浮世絵師と、描かれた合戦・武将名を合わせて紹介しています。激しい合戦の様子などを力強く描いた「武者絵」の魅力を、解説と共にご覧下さい。
「刀剣ワールド浮世絵」には、浮世絵の基礎知識をはじめ、浮世絵の歴史や有名な浮世絵師など、浮世絵に関する情報が盛りだくさん。東海道五十三次の浮世絵はもちろん、武者絵(合戦浮世絵/侍・武将浮世絵)や役者浮世絵(歌舞伎絵)、皇族浮世絵、戦争絵といった一般財団法人「刀剣ワールド財団」が所有する浮世絵の写真・画像をご覧頂けるサイトです。この他、浮世絵YouTube動画・映像や浮世絵カレンダーといったコンテンツも充実していますので、ぜひ「刀剣ワールド浮世絵」で浮世絵の魅力をお楽しみ下さい。

もっと見る▼