合戦浮世絵

うたがわとよのぶ さく「しんせんたいこうき あつたじんぐうきがん」 歌川豊宣 作「新撰太閤記 熱田神宮祈願」

新撰太閤記 熱田神宮祈願

本合戦浮世絵を描いた「歌川豊宣」(うたがわとよのぶ)は、天才「歌川豊国」(3代:襲名前の名は歌川国貞)の孫で、歌川国久(2代)の長男。武者絵・風俗画が得意でしたが、28歳という若さで早世しました。そんな豊宣が24歳のときに手掛けたのが、「豊臣秀吉」の一代軍記『新撰太閤記』の大判錦絵です。本合戦浮世絵は、その中の一遍で、軍記「信長公記」にちなんで創作された物。

「信長公記」には、「織田信長」軍が「桶狭間の戦い」の前、戦勝祈願に「熱田神宮」を訪れた際、偶然2羽の白鷺が飛びたつのを見て吉兆だと士気を高め、ほんの少人数で4万6千と言われた大敵「今川義元」軍を倒したことが書かれています。

本合戦浮世絵は、その少し前。秀吉が熱田神宮で、信長の目を盗んで鈴声(れいせい:すずの音)を鳴らし、2羽の白鷺を放している場面です。吉兆は偶然ではなく、どんなときでも主君への心配りを忘れなかった、秀吉の粋な計らいがあったことを物語っています。

「新撰太閤記 熱田神宮祈願」の
浮世絵

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詳細情報

浮世絵師 歌川豊宣 浮世絵の題材 桶狭間の戦い

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