合戦浮世絵

すずきとしもと さく「さつまだいがっせん」 鈴木年基 作「薩摩大合戦」

薩摩大合戦

本合戦浮世絵は、「西郷隆盛」(さいごうたかもり)率いる鹿児島士族が起こした反乱である「西南戦争」(せいなんせんそう)において、政府軍と激闘する様子を描いた1場面。転がる首や血みどろになって戦う兵士の風貌は、同戦争の凄惨さを物語っていますが、同時に政府軍が優勢であったことも伝えているのです。

また、本合戦浮世絵からは作者の「鈴木年基」(すずきとしもと)が、いわゆる「無惨絵」でその名を馳せた、自身の師である「月岡芳年」(つきおかよしとし)の影響を多分に受けていることも窺えます。

「鈴木年基」は、通称「雷之助」(らいのすけ)と言い、「雷斎/蕾斎」(らいさい)と号した大阪の浮世絵師です。生没年は不詳ですが、1877年(明治10年)、自ら絵草紙(えぞうし:挿絵入りの娯楽本の総称。「草双紙」[くさぞうし]とも言う)「薩摩大戦記」(さつまたいせんき)の編集、及び出版人となったことから、その生涯の始まりは、安政初年(1854年)頃から嘉永年間(1848~1854年)頃にまで遡ると考えられます。

薩摩大合戦の浮世絵

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詳細情報

浮世絵師 鈴木年基 浮世絵の題材 西南戦争

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