合戦浮世絵

うたがわよしかず さく「げんぺいやしまがっせんのず」 歌川芳員 作「源平矢島合戦之図」

源平矢島合戦之図

1185年(元暦2年/寿永4年)2月、「源義経」率いる精鋭150騎は、折からの暴風雨を物ともせず、たった5艘の舟で、平氏方の四国統治の拠点である矢島(屋島:香川県高松市)へ上陸。夜襲をかけます。この襲撃に意表を突かれた平氏軍は大混乱に陥り、沖に停泊している味方の舟へと逃げ出して行きました。

本合戦浮世絵は、逃げる平氏軍と追う義経軍との波打ち際での攻防を描いています。しかし、構図の中央で太刀(たち)を振り下ろしている武者は「武蔵守平知章」(むさしのかみたいらのともあきら)ですが、史実では知章は、この前年2月に起こった「一ノ谷の戦い」で、父親をかばって討死を遂げており、この場にはいないはずなのです。

作者の「歌川芳員」(うたがわよしかず)は、迫力ある本合戦浮世絵の合戦場面に、怪力無双で知られた知章をあえて登場させています。

源平矢島合戦之図の浮世絵

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浮世絵師 歌川芳員 浮世絵の題材 源平合戦

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