武将浮世絵

こばやしきよちか さく「きょうどうりっしのもとい きくちたけみつ」 小林清親 作「教導立志基 菊池武光」

教導立志基 菊池武光

本武将浮世絵は、九州最大の戦いと言われている「筑後川の戦い」(ちくごがわのたたかい)における「菊池武光」(きくちたけみつ)の雄姿を描いた作品です。

菊池武光は、南朝と北朝が激突したこの戦いにおいて、八面六臂(はちめんろっぴ:何人分もの働きをすること)の活躍で、南朝の勝利に貢献しました。このとき、菊池武光が太刀に付着した血のりを小川で洗い流したことで、「太刀洗」(たちあらい)と言う言葉が誕生。その場所が現在の福岡県三井郡大刀洗町だと言われています。

「後醍醐天皇」(ごだいごてんのう)の皇子「懐良親王」(かねよししんのう)を「征西大将軍」(せいせいたいしょうぐん)に奉じた南朝は、一時は大宰府を制圧するなど勢力を伸ばしました。

しかし、九州の有力諸氏を擁しての東征で敗北を喫したのをきっかけに、徐々に衰退。そして、北朝との「高良山」(こうらさん:現在の福岡県久留米市にある山)を巡る攻防戦の最中に菊池武光が死去したことで、総崩れとなったのです。

本武将浮世絵は、明治時代に刊行された歴史上の教訓を描いた浮世絵集「教導立志基」(きょうどうりっしのもとい)に収録されている1枚で、収録作品は複数の浮世絵師によって描かれました。本作品の作者は、明治時代の浮世絵師「小林清親」(こばやしきよちか)です。

教導立志基 菊池武光

教導立志基 菊池武光の浮世絵

※写真はクリックすると、拡大してご覧頂けます。
画面を縦長で利用し、写真をクリックするとより大きな写真がご覧頂けます。
なお、画面の向きをロックしている場合は解除が必要です。

詳細情報

浮世絵師 小林清親 浮世絵の題材 菊池武光

関連浮世絵のご紹介

海外でも人気のある浮世絵の魅力を皆様にお届けするサイト「刀剣ワールド浮世絵」のコンテンツ「武者絵(合戦浮世絵/侍・武将浮世絵)」の「教導立志基 菊池武光」ページです。
歴史に名を残す合戦や大名を描いた作品を、数々の浮世絵を手がけた浮世絵師と、描かれた合戦・武将名を合わせて紹介しています。激しい合戦の様子などを力強く描いた「武者絵」の魅力を、解説と共にご覧下さい。
「刀剣ワールド浮世絵」には、浮世絵の基礎知識をはじめ、浮世絵の歴史や有名な浮世絵師など、浮世絵に関する情報が盛りだくさん。東海道五十三次の浮世絵はもちろん、武者絵(合戦浮世絵/侍・武将浮世絵)や役者浮世絵(歌舞伎絵)、皇族浮世絵、戦争絵といった一般財団法人「刀剣ワールド財団」が所有する浮世絵の写真・画像をご覧頂けるサイトです。この他、浮世絵YouTube動画・映像や浮世絵カレンダーといったコンテンツも充実していますので、ぜひ「刀剣ワールド浮世絵」で浮世絵の魅力をお楽しみ下さい。

もっと見る▼