武将浮世絵

つきおかよしとし さく「だいにほんめいしょうかがみ たいらのこれもち」 月岡芳年 作「大日本名将鑑 平惟茂」

大日本名将鑑 平惟茂

本武将浮世絵は、「平惟茂」(たいらのこれもち)が戸隠山(とがくしやま:長野県長野市)で退治をしたという能の一曲「紅葉狩」(もみじがり)を題材としています。

平安時代中期、「冷泉天皇」(れいぜいてんのう)の命を受け、鬼退治に赴いた平惟茂一行は、戸隠山で紅葉狩りに興じる高貴な風情の美女とその侍女達に出会いました。美女に宴へと誘われた平惟茂は、女達の舞を眺めながら酒を楽しむと、不覚にも寝入ってしまいます。

そのとたん、美女は本性を現し鬼へと変じますが、平惟茂は目を覚ましません。すると、平惟茂の夢に「八幡大菩薩」(はちまんだいぼさつ)の神勅(しんちょく:神の与えた命令)を伝える山神が現れ、美女の正体を告げると共に神剣を授けます。目を覚ました平惟茂は、神剣を抜き放ち、激しい戦いの末見事に鬼を切り伏せるのです。

本武将浮世絵の制作者「月岡芳年」(つきおかよしとし)は、この戦いの場面を迫力ある構図で描きました。幕末から明治時代前期にかけて、武者絵や美人画などの他、無残絵と呼ばれる独自の作風で人気を博した月岡芳年の才気あふれる作品です。

大日本名将鑑 平惟茂

大日本名将鑑 平惟茂の浮世絵

※写真はクリックすると、拡大してご覧頂けます。
画面を縦長で利用し、写真をクリックするとより大きな写真がご覧頂けます。
なお、画面の向きをロックしている場合は解除が必要です。

詳細情報

浮世絵師 月岡芳年 浮世絵の題材 平惟茂
代表的な
所蔵・伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕

関連浮世絵のご紹介

海外でも人気のある浮世絵の魅力を皆様にお届けするサイト「刀剣ワールド/浮世絵」。こちらのページは「武者絵(刀剣・合戦・侍・武将・甲冑浮世絵)」の「大日本名将鑑 平惟茂」ページです。
武者絵のなかでも、甲冑姿の武将を描いた浮世絵・武者絵。こちらでは「大日本名将鑑 平惟茂」の写真・画像と解説がご覧頂けます。写真・画像は拡大できますので、「大日本名将鑑 平惟茂」の世界を隅々までご堪能下さい。
「刀剣ワールド/浮世絵」には、浮世絵の基礎知識をはじめ、浮世絵の歴史や有名な浮世絵師など、浮世絵に関する情報が盛りだくさん。東海道五十三次の浮世絵はもちろん、武者絵(合戦・侍・武将・甲冑浮世絵)や役者浮世絵(歌舞伎絵)、皇族浮世絵、戦争絵といった一般財団法人「刀剣ワールド財団」が所有する浮世絵の写真・画像をご覧頂けるサイトです。この他、浮世絵YouTube動画・映像や浮世絵カレンダーといったコンテンツも充実していますので、ぜひ「刀剣ワールド/浮世絵」で浮世絵の魅力をお楽しみ下さい。

もっと見る▼