武将浮世絵

つきおかよしとし さく「だいにほんめいしょうかん さかのうえのたむらまろ」 月岡芳年 作「大日本名将鑑 坂上田村麻呂」

大日本名将鑑 坂上田村麻呂

本武将浮世絵の中心に描かれているのは、平安時代初期の武将「坂上田村麻呂」です。

蝦夷征伐を行ない、日本ではじめて「征夷大将軍」になった人物。「千手観音菩薩」を崇拝していたことでも有名でした。

ときの天皇は、そんな坂上田村麻呂に対して「鈴鹿峠」(現在の三重県)に出現して、人々を悩ましている悪い鬼を征伐せよという命令を下します。

しかし、坂上田村麻呂はこの鬼退治に苦戦。本浮世絵には、そんな坂上田村麻呂のもとに、千手観音菩薩が現れ、千の矢を放って加勢したというお話が描かれているのです。

なお、坂上田村麻呂は、残った矢の功徳は万民の災いを防ぐものと考え、「この矢の落ちたところに自分を祀れ」と矢を放ちました。この矢の落ちた場は、現在も滋賀県にある「田村神社」だと伝えられています。

本武将浮世絵を描いたのは、「月岡芳年」。「大日本名将鑑」は、天照大神から徳川家光までの、武将や英雄が描かれた全51点からなるシリーズ絵です。目で観る日本通史と言われ、明治時代に大ヒットしました。

大日本名将鑑 坂上田村麻呂

大日本名将鑑 坂上田村麻呂の浮世絵

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詳細情報

浮世絵師 月岡芳年 浮世絵の題材 坂上田村麻呂

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