合戦浮世絵

うたがわくにさだ さく「ごさんねんおうしゅうかっせん」 歌川国貞 作「後三年奥州合戦」

後三年奥州合戦

本合戦浮世絵は、平安時代末期に勃発した「後三年の役」を題材にした作品です。当時、奥州を支配していた清原氏の内紛に端を発したこの戦いは、陸奥守(むつのかみ)である「源義家」(みなもとのよしいえ:八幡太郎義家)の介入によって拡大しました。

本合戦浮世絵では、後三年の役における名場面のひとつを描写。3枚続の中央に描かれた源義家を救援するために駆け付けた「鎌倉景政」(かまくらかげまさ)が左側、清原氏の家臣「鳥海弥三郎」が右側に描かれています。

このとき、鎌倉景政は鳥海弥三郎が放った矢によって右目を射られましたが、ひるまずに攻撃。敵軍を討ち果たしました。鎌倉景政が目を負傷した際、味方の兵が自分の顔を踏んで矢を引き抜こうとしたことを恥辱として激怒したとされる逸話は、東国武士の武勇を象徴する出来事として語り継がれています。

本合戦浮世絵の作者は「歌川国貞」(うたがわくにさだ)。美人画や役者絵を中心として、数多くの作品を輩出した江戸時代後期の浮世絵師です。

後三年奥州合戦の浮世絵

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詳細情報

浮世絵師 歌川国貞 浮世絵の題材 後三年の役

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