合戦浮世絵

つきおかよしとし さく「かつよりてんもくざんにおいてついにうちじにのず」 月岡芳年 作「勝頼於天目山遂討死図」

勝頼於天目山遂討死図

本合戦浮世絵は、1582年(天正10年)の「甲州征伐」における決戦「天目山の戦い」(てんもくざんのたたかい)で、「武田勝頼」が自害する場面を描いた絵図。

甲州征伐は、「織田信長」と「徳川家康」が同盟を組み、甲斐国(現在の山梨県)を支配していた武田氏を滅亡に追い込んだ一連の合戦です。

およそ1ヵ月に亘って繰り広げられた戦いの決戦地は、山梨県甲府市の天目山。奇しくもこの地は、武田勝頼の祖先で、室町時代の武田家13代当主「武田信満」(たけだのぶみつ)が自害した場所でした。

武田勝頼の軍勢は、僅か40余り。対して織田・徳川連合軍は、約4,000の兵力を有しており、武田軍の不利は目に見えていましたが、この戦いにおいて武田勝頼の家臣「土屋昌恒」(つちやまさつね)は、「片手千人斬り」と異名を付けられるほどの奮戦を見せ付けます。圧倒的な兵力差でありながらも最後まで抗った武田軍は、武田勝頼を含めて自害。その後、甲斐武田氏の嫡流は滅亡に至りました。

本合戦浮世絵の作者は「月岡芳年」。幕末期から明治時代前期にかけて多くの作品を残し、浮世絵の需要が減少していた時代において、最も成功した浮世絵師として有名です。

勝頼於天目山遂討死図の浮世絵

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詳細情報

浮世絵師 月岡芳年 浮世絵の題材 天目山の戦い

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