武将浮世絵

つきおかよしとし さく「きょうどうりっしのもとい とみたのぶたか」 月岡芳年 作「教導立志基 富田信高」

教導立志基 富田信高

本武将浮世絵は、安土桃山時代から江戸時代前期にかけて活躍した武将「富田信高」(とみたのぶたか)を描いた作品です。

富田信高は近江国(現在の滋賀県)出身。父「富田一白」(とみたいっぱく)と同様に、「豊臣秀吉」に仕えました。豊臣秀吉亡きあとの1600年(慶長5年)、「徳川家康」による「上杉討伐」に従軍。「関ヶ原の戦い」でも東軍に与しました。

本武将浮世絵の題材となったのは、関ヶ原の戦いの前哨戦となった「安濃津城の戦い」です。富田信高をはじめとした東軍1,700人に対し、西軍の兵は約3万。この戦いにおいて、安濃津城主の富田信高は、自らを振るって戦いましたが、敵兵に取り囲まれてしまいます。

このとき、1人の若武者がかけ付け、富田信高をお城の中へと生還させたのです。絶体絶命の危機を救ったのは、富田信高の継室「北の方」。本武将浮世絵では薙刀を手に、夫を護衛するように眼光鋭く周囲を見渡す北の方の姿が描かれています。

本武将浮世絵の作者「月岡芳年」は、幕末から明治時代にかけて活動していた浮世絵師。コマ送りのような独特の画法を用いた躍動感あふれる武者絵は、高く評価されています。

教導立志基 富田信高

教導立志基 富田信高の浮世絵

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詳細情報

浮世絵師 月岡芳年 浮世絵の題材 富田信高

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