合戦浮世絵

うたがわよしかず さく「たいへいきながしまかっせん」 歌川芳員 作「太平記長嶋合戦」

太平記長嶋合戦

本合戦浮世絵は、1570年(元亀元年)9月から1574年(天正2年)9月にかけて起きた「長島一向一揆」を描いた絵図。長島一向一揆は、大きく分けて3回の合戦が繰り広げられており、本絵図では1574年(天正2年)に行なわれた第三次合戦が描かれています。

中央にいるのは、「柴田勝家」の忠臣「毛受勝照」(めんじゅ[めんじゅう]かつてる)。毛受勝照は、長島一向一揆において一揆軍に奪われた柴田勝家の馬標(うまじるし:武将が自身の存在を誇示するための標)を奪い返したという逸話で知られる武将で、本絵図でも馬標を奪還した際の勇ましい姿が描かれています。

毛受勝照は、のちに柴田勝家から「勝」と「家」の字を与えられて「勝介家照」と名乗るようになりました。

本合戦浮世絵の作者は、江戸時代末期から明治時代初期にかけて活動した「歌川芳員」(うたがわよしかず)。歌川芳員は、「歌川国芳」の門人で合戦絵の他、武者絵や花鳥画などを手掛けた浮世絵師です。

太平記長嶋合戦の浮世絵

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詳細情報

浮世絵師 歌川芳員 浮世絵の題材 長島一向一揆
代表的な
所蔵・伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕

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