武将浮世絵

みずのとしかた さく「ほんだただかつこまきやまぐんこうず」 水野年方 作「本多忠勝小牧山軍功図」

本多忠勝小牧山軍功図

本武将浮世絵のやや中央部において、馬に跨っている人物は、「徳川家康」の重臣として「徳川四天王」のひとりに挙げられている戦国武将本多忠勝」。

1584年(天正12年)、徳川・織田連合軍と豊臣軍が対峙した「小牧・長久手の戦い」において留守を任されていた本多忠勝でしたが、圧倒的な兵力を持つ豊臣軍の前に、徳川軍が苦戦を強いられている状況を知ると、たった500名の兵を引き連れて駆け付けたのです。

本武将浮世絵では、その際に本多忠勝が竜泉寺川(りゅうせんじがわ:現在の愛知県岡崎市)へ馬と共に単身で乗り込み、馬の口を洗わせ、余裕のある姿を見せた場面が描かれています。

このような、本多忠勝の堂々たる態度を目の前にした豊臣軍は、一気に戦意を喪失。

その結果、同合戦は休戦となりましたが、「豊臣秀吉」は敵方であったにもかかわらず、本多忠勝のことを「東国一の勇士」と称して、高く評価したのです。

本武将浮世絵の作者「水野年方」(みずのとしかた)は、14歳の頃に「月岡芳年」(つきおかよしとし)に弟子入りし、浮世絵はもちろん、版画にもその才能を発揮。「血まみれ芳年」の異名を取る師とは異なり、静穏で品位溢れる作風を得意としていました。

本多忠勝小牧山軍功図の浮世絵

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詳細情報

浮世絵師 水野年方 浮世絵の題材 本多忠勝

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