武将浮世絵

こばやしきよちか さく「ここんせいが うきよえるいこう
てんしょうさんねんごろ つしまのかみかずとよ」
小林清親 作「今古誠画 浮世画類孝之内
天正三年之頃 対馬守一豊」

今古誠画 浮世画類孝之内 天正三年之頃 対馬守一豊

本武将浮世絵には、初代土佐藩(現在の高知県)24万石の藩主となった「山内一豊」(やまうちかつとよ/かずとよ)と、その妻「山内千代」(やまうちちよ:のちの見性院[けんしょういん])が、2枚続で描かれています。

山内千代が内助の功で、夫・山内一豊を助けた場面。山内一豊が織田家一介の家臣であった頃、馬を持っていませんでした。合戦前に馬を検分するため、京都で御馬揃えが開かれることになり、山内一豊は馬を買いに行くことに。馬売りが連れていた駿馬を一目見て欲しくなりますが、その駿馬を買えるほどの金がありませんでした。

それを見かねた妻・山内千代は、鏡箱に隠していた嫁入りの際に持たされた金10両を夫に渡し、無事に駿馬を手に入れることができたのです。その後の御馬揃えでは、山内一豊の駿馬が「織田信長」の目に留まり、感心されたと言います。妻の内助の功がなければ、出世することができなかったとも言われるほど、山内千代の教養は高く、良妻賢母の鑑とされました。

本武将浮世絵の作者「小林清親」(こばやしきよちか)は、明治時代に活躍した浮世絵師です。西洋画と日本画を学ぶと、「光線画」と呼ばれる光と陰影を取り入れた新しい手法の浮世絵を描き、評判になりました。

作風は広く、風景画や人物画の他にも、「ポンチ絵」と呼ばれる風刺画を描いています。また、小林清親は「最後の浮世絵師」とも呼ばれ、活動中から現在に至るまで、多くの人に愛される作品を残しました。

「今古誠画 浮世画類孝之内 天正三年之頃 対馬守一豊」の浮世絵

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詳細情報

浮世絵師 小林清親 浮世絵の題材 山内一豊

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