武将浮世絵

こばやしきよちか さく「きょうどうりっしのもとい おだのぶなが」 小林清親 作「教導立志基 織田信長」

教導立志基 織田信長

本武将浮世絵は「織田信長」が、結婚相手である「帰蝶」の父「斎藤道三」から会見の呼び出しを受け、尾張国(現在の愛知県)と美濃国(現在の岐阜県)の境にある「正法寺」(聖徳寺)まで、行列を引き連れて向かう場面です。

斎藤道三は、織田信長が「うつけ」と言われているのを聞き、娘の婚約者としてふさわしいかどうかを、民家の戸から覗いて確かめようとしています。すると、髪は茶筅まげで、赤い着物に赤い太刀を差したかぶき(奇妙な)の姿をした織田信長を発見。噂は本当だったと斎藤道三はがっかりするのです。

しかし、いざ会見の場に行くと、織田信長は武家の正装にきちんと着替え、とても立派な姿になっていました。さらに斎藤道三のことを、先ほど小屋から覗いていた人に似ていると言って驚かせます。礼節をわきまえた態度と鋭い観察眼に、斎藤道三は織田信長がうつけではないと分かり、その後の評価は大変高かったと言われているのです。

本武将浮世絵を描いたのは、明治時代に活躍した浮世絵師小林清親」(こばやしきよちか)。英国人画家「ワーグマン」に洋画を師事し、浮世絵に光と陰影を取り入れた風景画「光線画」を発表し注目されました。

教導立志基 織田信長

「教導立志基 織田信長」の浮世絵

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詳細情報

浮世絵師 小林清親 浮世絵の題材 織田信長

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