武将浮世絵

こばやしきよちか さく「きょうどうりっしのもとい うえすぎかげとら」 小林清親 作「教導立志基 上杉景虎」

教導立志基 上杉景虎

本武将浮世絵は、子ども時代の「上杉景虎」(のちの上杉謙信)を描いた1枚。米山(現在の新潟県柏崎市)の上に立ち、「将来、仇を討つ際はここに陣を取る」と力強く宣言している場面です。その言葉通り、上杉謙信は米山を要地として越後国(現在の新潟県上越市)支配の旗揚げを行ない、立身出世を果たしました。

上杉謙信は、幼名を「虎千代」、元服して養子となって「上杉景虎」、出家して「上杉謙信」と号した人物。父は「長尾為景」(ながおためかげ)です。

長尾為景は、越後国の守護「上杉房能」(うえすぎふさよし)を殺して実質的な越後国の守護になりましたが、上杉謙信が幼少のときに死去。一族は分裂して内紛が続きますが、上杉謙信が兄の「上杉晴景」から家督を奪って守護(実質的な国主)となり、越後を統一します。

さらに関東管領に就任し、越中国(現在の富山県)を平定。「軍神」と呼ばれるほどの戦上手で、生涯70の戦に参戦し、43勝2敗25分。「越後の龍」と言われました。

本浮世絵を描いたのは、明治時代に活躍した浮世絵師「小林清親」(こばやしきよちか)。「教導立志基」は、「月岡芳年」、「豊原国周」などの合作で、歴史的偉人を描いた揃い物です。小林清親は、日清・日露戦争の錦絵を描き「最後の浮世絵師」と絶賛されました。

教導立志基 上杉景虎

教導立志基 上杉景虎の浮世絵

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詳細情報

浮世絵師 小林清親 浮世絵の題材 上杉謙信

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