合戦浮世絵

うたがわくによし さく「おうしゅうたかだちかっせん」 歌川国芳 作「奥州高館合戦」

奥州高館合戦

本合戦浮世絵に描かれているのは、1189年(文治5年)の「奥州合戦」の様子です。 奥州合戦とは、鎌倉幕府初代将軍「源頼朝」が「奥州藤原氏」を滅亡させた戦い。源頼朝軍に属して先陣を切って活躍したのが、本図右に描かれた、馬上する武将「畠山重忠」(はたけやましげただ)です。

畠山重忠は、武蔵国(現在の東京都)の豪族。源頼朝の有力家臣として「宇治川の戦い」などで功を上げ、源頼朝の死後は、2代将軍「源頼家」(みなもとのよりいえ)を補佐しました。

一方、奥州藤原氏とは、平安時代中期から後期にかけて平泉を拠点に東北地方を支配した大豪族。初代「藤原清衡」、2代「藤原基衡」、3代「藤原秀衡」と栄華を誇りました。 しかし、藤原秀衡の時代に、謀反を起こした源頼朝の弟「源義経」を匿い、藤原秀衡の死後は4代「藤原泰衡」がその罪を責められます。藤原泰衡は、源義経を自害に追い込み罪を免れようとしたものの、源頼朝は決して許さず、ついに最後の強敵、奥州藤原氏を滅亡させたのです。

本武将浮世絵を描いたのは、「歌川国芳」(うたがわくによし)。「通俗水滸伝豪傑百八人之一個」の錦絵シリーズが大好評。「武者絵の国芳」と呼ばれ、名声を得ました。

「奥州高館合戦」の浮世絵

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詳細情報

浮世絵師 歌川国芳 浮世絵の題材 奥州合戦

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