武将浮世絵

つきおかよしとし さく「だいにほんめいしょうかん とよとみひでよし」 月岡芳年 作「大日本名将鑑 豊臣秀吉」

大日本名将鑑 豊臣秀吉

本武将浮世絵は、1596年(文禄5年)に起きた大地震「慶長伏見地震」の際、天下人「豊臣秀吉」のもとに、「加藤清正」がいち早く駆け付けて、動けなくなっていた豊臣秀吉を救い出し、忠誠を尽くしたという話が描かれています。

これは、歌舞伎「増補桃山譚」(ぞうほももやまものがたり)でも演じられた有名なお話。1592年(文禄元年)に始まった「文禄の役」(ぶんろくのえき)の際、加藤清正は、豊臣秀吉が考えた講和条件を朝鮮国に伝えたものの成立できず、それを「小西行長」(こにしゆきなが)や「石田三成」(いしだみつなり)に責められて、京に戻され謹慎処分となっていました。

ちょうどそのとき、この地震が起こったのです。加藤清正はいち早く豊臣秀吉のもとに駆け付けたため、処分を許されたと伝えられていました。しかし、のちに地震から2日後の日付で加藤清正の書状が見つかり、加藤清正は大坂の屋敷に滞在していたことが判明。この話は史実ではないことが、明らかとなっています。

本武将浮世絵を描いたのは、幕末から明治時代初期にかけて活躍した「月岡芳年」(つきおかよしとし)。「歌川国芳」(うたがわくによし)に師事し、淡く優しい独特なタッチの美人画・歴史画が秀逸です。「大日本名将鑑」は、51人の英雄の歴史を描いたシリーズ絵で、明治時代に大ヒットしました。

大日本名将鑑 豊臣秀吉

大日本名将鑑 豊臣秀吉の浮世絵

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詳細情報

浮世絵師 月岡芳年 浮世絵の題材 豊臣秀吉
代表的な
所蔵・伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕

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