合戦浮世絵

うたがわよしとら さく「おうしゅうたかだちだいかっせん」 歌川芳虎 作「奥州高館大合戦」

奥州高館大合戦

平氏討伐の立役者「源義経」は、兄である「源頼朝」から謀反を疑われて追われる身となり、旧知の間柄である奥州(現在の東北地方北東部)藤原氏の3代当主「藤原秀衡」(ふじわらのひでひら)の庇護を受けます。

ところが、藤原秀衡が病によって没すると、嫡男の「藤原泰衡」(ふじわらのやすひら)は、源頼朝からの圧力に屈し、源義経を自害に追い込んでしまいました。源義経の首を源頼朝のもとへ送り、恭順の意を示した藤原泰衡でしたが、源頼朝はこれを認めず、源義経を長く匿い、さらに許可なく首を取ったことを理由として奥州藤原氏追討へと乗り出したのです。

本合戦浮世絵では、源頼朝軍を迎え撃つ奥州藤原氏の武将達を描いていると考えられます。奥州藤原氏の軍勢は奮戦しますが、鎌倉政権にとって脅威にもなりえる奥州藤原氏打倒への源頼朝の意志は固く、奥州藤原氏は滅亡することとなりました。

本合戦浮世絵の制作者は、「一猛齋芳虎」(いちもうさいよしとら)の画号を使っている「歌川芳虎」(うたがわよしとら)です。江戸時代末期から明治時代中期に活躍し、1867年(慶応3年)の「パリ万博」にも作品を出展。一方、師である「歌川国芳」(うたがわくによし)から破門されるほど、気性の荒いことでも知られています。

「奥州高館大合戦」の浮世絵

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詳細情報

浮世絵師 歌川芳虎 浮世絵の題材 奥州合戦

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