武将浮世絵

うたがわさだひで さく「たけだゆうしそろえ」 歌川貞秀 作「武田勇士揃」

武田勇士揃

本武将浮世絵は、甲斐国(現在の山梨県)の戦国武将「武田信玄」に仕えた24名の名将「武田二十四将」を描いた絵図。

「武田勇士揃」(たけだゆうしそろえ)は6枚1揃いの絵で、人物名のそばにある数字を番号順に観ていき、一番左まで行くと完成するという構図になっています。

右から1枚目に描かれているのは、「小山田信茂」(おやまだのぶしげ)、「板垣信方」(いたがきのぶかた)、「真田幸隆」(さなだゆきたか)。

2枚目に描かれているのは、「原虎胤」(はらとらたね)、「山本勘助」(やまもとかんすけ)、「穴山信君」(あなやまのぶただ)。

続いて3枚目に描かれているのは、「飯富虎昌」(おぶとらまさ)、「高坂昌信」(こうさかまさのぶ)、「甘利虎泰」(あまりとらやす)。

4枚目に描かれているのは、「室住虎光」(もろずみとらみつ)、「馬場信春」(ばばのぶはる)、「横田高松」(よこたたかとし)。

5枚目に描かれているのは、「山県昌景」(やまがたまさかげ)、「小幡昌盛」(おばたまさもり)、「今福善九郎」(いまふくぜんくろう)。

6枚目に描かれているのは、「武田信繁」(たけだのぶしげ)、「武田信廉」(たけだのぶかど)。

本武将浮世絵では、武将達が戦に備えて当世具足を着用する様子が描かれており、人物名のそばには、それぞれや鉢巻をはじめ、顔面や喉を守る防具「面頬」(めんぽお/めんぼお)など、各部位の名称が記載されているのが特徴です。

本武将浮世絵の作者は、江戸時代後期から明治時代にかけて活動した浮世絵師歌川貞秀」(うたがわさだひで)。歌川貞秀は、鳥瞰図(ちょうかんず:空から見下ろした風景画)に定評があり、1867年(慶応3年)のパリ万博では、歌川国芳の右腕と呼ばれた「歌川芳宗」(うたがわよしむね)と共に浮世絵師の代表として選出。翌年の1868年(明治元年)には、絵師番付の1位を獲得するなど、明治時代を代表する浮世絵師として知られています。

武田勇士揃の浮世絵

※写真はクリックすると、拡大してご覧頂けます。
画面を縦長で利用し、写真をクリックするとより大きな写真がご覧頂けます。
なお、画面の向きをロックしている場合は解除が必要です。

詳細情報

浮世絵師 歌川貞秀 浮世絵の題材 武田家

海外でも人気のある浮世絵の魅力を皆様にお届けするサイト「刀剣ワールド浮世絵」のコンテンツ「武者絵(合戦浮世絵/侍・武将浮世絵)」の「武田勇士揃」ページです。
歴史に名を残す合戦や大名を描いた作品を、数々の浮世絵を手がけた浮世絵師と、描かれた合戦・武将名を合わせて紹介しています。激しい合戦の様子などを力強く描いた「武者絵」の魅力を、解説と共にご覧下さい。
「刀剣ワールド浮世絵」には、浮世絵の基礎知識をはじめ、浮世絵の歴史や有名な浮世絵師など、浮世絵に関する情報が盛りだくさん。東海道五十三次の浮世絵はもちろん、武者絵(合戦浮世絵/侍・武将浮世絵)や役者浮世絵(歌舞伎絵)、皇族浮世絵、戦争絵といった一般財団法人「刀剣ワールド財団」が所有する浮世絵の写真・画像をご覧頂けるサイトです。この他、浮世絵YouTube動画・映像や浮世絵カレンダーといったコンテンツも充実していますので、ぜひ「刀剣ワールド浮世絵」で浮世絵の魅力をお楽しみ下さい。

もっと見る▼