行列浮世絵

うたがわさだひで さく「みなもとこうおおいがわぎょうれつのず」 歌川貞秀 作「源公大井川行列之圖」

源公大井川行列之圖

本行列浮世絵は、1189年(文治5年)の「奥州征伐」によって、天下を平定した「源頼朝」が、1190年(建久元年)に上洛を果たした際の将軍行列を描いたもの。

しかし、本絵図に見られる人々の風俗は、江戸時代のものであり、そのことから1863年(文久3年)に上洛を果たした江戸幕府14代将軍「徳川家茂」(とくがわいえもち)の将軍行列を、源頼朝に仮託して描いたものとされています。将軍の上洛は、3代将軍「徳川家光」以来、約230年ぶりのことでした。

本絵図の作者は、人気浮世絵師「五雲亭貞秀(歌川貞秀)」(ごうんていさだひで)。アメリカのボストン美術館では、この五雲亭貞秀をはじめ、「歌川芳虎」や「河鍋暁斎」(かわなべぎょうさい)らを含む13名の絵師が描いた徳川家茂の上洛に関する浮世絵を「文久三年 春の都路」としてまとめており、162枚の錦絵を所蔵しています。

作者・五雲亭貞秀は、江戸時代後期から明治時代にかけて活躍した浮世絵師で、美人画や開化絵などを得意としました。また、地理に関して強い関心を持ち、鳥瞰図的な風景画を多く描いたことでも有名。1867年(慶応3年)のパリ万博では浮世絵師の総代に選ばれ、当時最も高名で勢いのある絵師でした。

源公大井川行列之圖の浮世絵

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詳細情報

浮世絵師 歌川貞秀 浮世絵の題材 源頼朝
代表的な
所蔵・伝来
個人蔵

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こちらでは、「歌川貞秀」が描いた明治浮世絵「源公大井川行列之圖」をご紹介。「源公大井川行列之圖」に関する詳しい解説と、拡大可能な写真・画像も掲載しているので、「源公大井川行列之圖」の世界を深堀することができます。
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