江戸時代に成立したと言われる浮世絵は、庶民層を中心に流行し、18世紀頃に最盛期を迎えました。当時の庶民の様子などが生き生きと描かれて、知ることができます。「浮世絵入門」では、勇ましい武士を描いた「武者絵」、平安時代から江戸時代後期に起きた合戦をテーマにした「合戦絵」、歌舞伎役者の姿を表した「役者絵」、江戸時代末期以降の戦争が題材の「戦争絵」、名所や風景が描かれた「名所絵」、力士達の様子が分かる「相撲絵」の6種類の浮世絵を詳しくご紹介。各ジャンルの歴史や代表的な浮世絵の他、葛飾北斎や歌川広重をはじめとする有名な浮世絵師なども解説しています。

「武者絵」とは、勇ましい武士の姿を描いた絵です。強くなりたい男の憧れであり、理想でもありました。また、武者絵は題名通りの物だけではなく、「見立絵」(みたてえ)や「偽名絵」(にせなえ)、「謎解き絵」(なぞときえ)と呼ばれる、隠された意味が込められている物もあったのです。武者絵の歴史と幕府の禁令、武者絵のジャンルについて、詳しくご紹介します。

浮世絵における「合戦絵」(かっせんえ)とは、平安時代から江戸時代後期(幕末は含まない)に起きた「合戦」を題材とした絵のことです。しかし、浮世絵が生まれた江戸時代は、ほぼ戦がない天下泰平の時代。遠い昔に起こった史実、物語絵をわざわざ描くということは、描きたいという別の理由があったのです。「合戦絵」の歴史や観賞方法について、詳しくご紹介します。

「役者絵」(歌舞伎絵)とは、歌舞伎役者を描いた浮世絵のことです。「歌舞伎」とは男性俳優による古典演劇で、江戸時代に大成し絶大な人気がありました。その歌舞伎の人気役者を人気浮世絵師が描くという相乗効果で、「役者絵」(歌舞伎絵)は大ヒットしたのです。「役者絵」(歌舞伎絵)の歴史や種類、魅力についてご紹介します。

「戦争絵」(戦争画)とは、幕末(江戸時代末期)以降の「戦争」を題材にして描かれた浮世絵のことです。遠い昔話を描いた「合戦絵」とは異なり、「時事」(その当時の出来事)をすみやかに伝える「メディア」の役割をも担い、爆発的に売れたと言われています。また、「戦争絵」(戦争画)には、歴史的事実の記録はもちろん、人々の戦意を高揚させる効果もありました。「戦争絵」(戦争画)について、詳しくご紹介します。

「名所絵」(めいしょえ)とは、日本各地の名所や風光明媚な景色を描いた絵のことで、浮世絵においても高い人気を誇る画題のひとつです。浮世絵の画題として風景が取り上げられ、「葛飾北斎」(かつしかほくさい)の「富嶽三十六景」(ふがくさんじゅうろっけい)によって様式が確立し、「歌川広重」(うたがわひろしげ)の「東海道五十三次」(とうかいどうごじゅうさんつぎ)が名所絵の人気を不動のものとしました。名所絵は、広義には「山水図」(さんすいず)や「洛中洛外図」(らくちゅうらくがいず:京都の景観を描いた屏風絵)などの屏風絵、障壁画も含まれますが、浮世絵の1ジャンルである名所絵に焦点を絞って述べていきます。

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海外でも人気のある浮世絵の魅力を皆様にお届けするサイト「刀剣ワールド浮世絵」の「浮世絵入門」では、「武者絵」「合戦絵」「役者絵」(歌舞伎絵)など、浮世絵の6ジャンルを詳しく解説しています。浮世絵について詳しくなりたい方、浮世絵を入門編から学びたい方はご覧下さい。
「刀剣ワールド浮世絵」には、浮世絵の基礎知識をはじめ、浮世絵の歴史や有名な浮世絵師など、浮世絵に関する情報が盛りだくさん。東海道五十三次の浮世絵はもちろん、武者絵(合戦浮世絵/侍・武将浮世絵)や役者浮世絵(歌舞伎絵)、皇族浮世絵、戦争絵といった一般財団法人「刀剣ワールド財団」が所有する浮世絵の写真・画像をご覧頂けるサイトです。この他、浮世絵YouTube動画・映像や浮世絵カレンダーといったコンテンツも充実していますので、ぜひ「刀剣ワールド浮世絵」で浮世絵の魅力をご堪能下さい。

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