• 妖怪浮世絵

かわなべきょうさい さく「そうじょうぼう くらまてんぐ うしわかまる」 河鍋暁斎 作「僧正坊 鞍馬天狗 牛若丸」 /ホームメイト

僧正坊 鞍馬天狗 牛若丸

本武将浮世絵は、夜桜と三日月が美しい京都の鞍馬山。幼い「牛若丸」(のちの源義経)が、鞍馬天狗「僧正坊」(そうじょうぼう)の指導のもと、カラス天狗達と稽古をしている場面です。

鞍馬天狗・僧正坊は、源義経に剣術を教えたとされる人物。実は、鞍馬天狗・僧正坊もカラス天狗も想像上の生物ですが、誰が師なのか知りたいほど、源義経が強かったことを物語っているのです。

源義経は、鎌倉幕府初代将軍「源頼朝」の弟。父「源義朝」が「平治の乱」で没したあと、幼少期を京都・鞍馬寺で過ごしました。青年になると、兄・源頼朝に従い、平氏を「源平合戦」で全滅させ功労者となります。しかし、兄・源頼朝と不仲になり、自刃して果てる悲劇的な生涯を迎えるのです。

本武将浮世絵を描いたのは、幕末・明治時代の絵師、「河鍋暁斎」(かわなべきょうさい)。7歳で浮世絵師歌川国芳」に師事し、のちに狩野派「狩野洞白」にも師事。浮世絵と狩野派を掛け合わせた、独特な画風で人気を博しました。

僧正坊 鞍馬天狗 牛若丸の浮世絵

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浮世絵の詳細情報

浮世絵師 河鍋暁斎 浮世絵の題材 鞍馬天狗
代表的な
所蔵・伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕

海外でも人気のある浮世絵の魅力を皆様にお届けする浮世絵の専門サイト「刀剣ワールド/浮世絵」の河鍋暁斎作「僧正坊 鞍馬天狗 牛若丸」の解説ページです。「僧正坊 鞍馬天狗 牛若丸」について分かりやすく解説しているので、よりいっそうこちらの作品の良さが分かります。 また、拡大可能な写真も掲載。「僧正坊 鞍馬天狗 牛若丸」を隅々まで眺めることができます。
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